ドルオタでゲオタの叙情詩

二次元も三次元も好き。K-POP中心に割と幅広く。Twitter→epika_high

来日時に『いらっしゃい』であり続ける事。

アイドル記事以外のスーファミの記事が思いの外反応があって、あらっ?と思っている。
ブログを分けるほどでもないし、ドルオタでゲオタがわたしなのでこのまま継続してどっちもこのブログで書くつもりだ。
そろそろアイドル記事もカテゴリーをもうちょっと細かにグループ毎とかにまとめたい。


近況も書きたいのだがふと思うところがあってこの記事を下書きから引っ張りだしてきた。
普段あんまり友人などとも語る機会がない事だし、愉快な話でもないのでこの場にまとめようと思う。


さて、Superjuniorの中核であるウニョク、ドンヘ、シウォン、そして東方神起チャンミンが続々と入隊となっている。
来年もどんどんベテランとも言えるラインが暫くの間留守となるので、なんとも寂しい時期が続くのだろう。
正直な所わたしの推しではないからかもしれないが、イトゥク、イェソンなんかはあっという間に帰ってきた印象が強い。
ドンヘはわたしの推しではあるが、9年推した中での2年に満たない期間はそう長くもないのかもしれない。
しかし前日は泣き散らかした。明日など来なければいいと思った。日が明けても誕生日のお祝いの言葉すら言えなかった。
そして前日に泣きすぎたせいで当日は意外とアッサリ見送ってしまったが、やはり坊主になった後ろ姿を見ると寂しい。

以前友人がパスポートを取ったわたしにこう言った事がある。
「韓国のライブに行くとアウェー感っていうか、あの人達の愛国心とか日本じゃ見れない顔とか見れてちょっと寂しくなる」
だから行くなら第三国(タイとかマレーシアとか)がオススメ、という話だった。
その気持ちはよくわかる。第三国ならばこっちも言葉がわからないし、向こうもさほど喋れない、ほぼイーブンの状態で臨める。
ソウルでのライブはまさに彼らKドルのホームである。ペンとの信頼関係、8割わからないMC、笑う韓国ペン、なんとなく空気を読んでつられて笑いつつ感じる一抹の寂しさ。
ただ、わたしはこの感覚こそが大切なものなんだと思う。

隣国とは言え彼らは外国のアイドルだ。
いくら日本語をペラペラ喋ったとて、育ってきた環境が違うから〜♪いくら近い近い「日本へおかえりなさい!」と思っても必ずどこかにズレは生じる。 
わたし個人の意見だが、やはりどこの国のペンも本人達には順位をつけずに大事にして欲しいし、結局一番基礎の部分を支える自国のペンの事をおざなりにはして欲しくない。
そして我々は他国のアイドルに焦がれるこの感覚は忘れてはならないと思う。

韓国政府が国を挙げてK-POP文化を世界へ打ち出した事は大成功となった。
日本のアイドルが著作権に厳しくネット上での動画や画像を公開しなかった事が失敗の要因だったのと真逆を行った韓国の勝利だ。
今や地球の裏側にだってK-POPファンは存在していて、世界中のファンが自国でのライブの開催を待っている。
そしてそのビジネスの収益は韓国内の軍事費を含む税金へと繋がっていて、未だ兵役制度のあるあの国は成人男性の8割が銃火器を使える国だ。
わたしなんぞは平和ボケ甚だしいタイプなので正直全然ピンとは来ていない。
ついこの間も民間デモの鎮圧騒動で大騒ぎがあったのをtwitterなどで見ても、大変だなぁ…くらいの感じである。
それでも国の背景は知っているし、意識はしている。

そこまで考えてアイドルを応援するか?と思うところだが、ぶっちゃけわたし個人がヲタ活に使ってる金額だけでも年間ン十万だ。
そのうちどれくらいの額がどうなって何に使われているか知る術はないが、少なからずそういう事を考える時間を持とうと心がけている。
まぁ勿論いくら考えたとて使う額が減ることも無ければ応援するのを止める訳もないのだが…。
でも意識として、わたしは彼らが日本にやってきても「おかえり」とは言えない、そこは礼儀も含め「いらっしゃい、よく来てくれたね」でありたい。

複雑な所ではあるし、様々な意見が分かれる事ではあると思うが、twitterなどで見かける「おかえり」にずっとむず痒い違和感を感じていたので今回このような形で記事にさせてもらった。
こう言ってる間にも、わたしはEXOの恋愛ゲーム『Love planet』に既に6000円課金しているし、来年も活動費の捻出に明け暮れる日々が続くことだろう。
我ながら、説得力のなさを非常に残念に思う。