ドルオタでゲオタの叙情詩

二次元も三次元も好き。K-POP中心に割と幅広く。Twitter→epika_high

わたしの推しがいちばんカワイイ。

『ウチの姫さまがいちばんカワイイ』というスマホゲームがあるが、何を言うかわたしの推しがいちばんカワイイ。

 
今日はわたしの推しについて語りたいと思う。
各グループの推しは一貫性があるようでカオスであった。
わたしがK-POPという沼に入水してからの時代の流れと共に振り返ってみようと思う。
 
 

【東方の神々が現れた】

この底の見えない沼に入ったキッカケは東方神起である。
それもたまたま先に入水していたユチョンペンの友人宅で『死ぬほどDVDがエンドレスで流れていた』という事故だ。
ハッキリとは覚えていないがそれは多分『“O”-正・反・合-』の頃だったので2006年だったと思われる。
どこでわたしが抗うことを止めたのか、もう10年近く前の話なのでそこも曖昧だが、わたしはジェジュンに落ちた。
割と目立つ顔立ちとゴリゴリの筋肉、そしてフェミニンな仕草。元々『戦隊モノではレッドが好き』なタイプのわたしがあの子に落ちたのは必然であったように思う。
 
ジェジュンという子は見た目の華やかさと裏腹に不思議な魅力のある子だ。
ただでさえあの体の上にあの顔が乗っているというアンバランスさ、そして頭が大きいのでスタイルもけして良いとは言えない、そして踊らせればどこかドン臭くマイペース、且つビブラートのよく伸びる繊細な声と力強さ。
メンバーに料理を振舞ったり衣服の乱れを直してあげたりする女性的な面もありつつ、無駄なまでに男らしい。
ぼーっとしてるかと思えば突然脈絡の無い声をあげたり、突拍子もない無茶振りをしたり、あっはっはぁー!と口元に手を当てて笑い転げる。
複雑な家庭環境の中、多数の姉達の中逞しく育ったキム・ジェジュンという子は、とにかくおかしな子で、わたしはそれに振り回される事がとても幸せだった。
 
しかしその幸せは長くは続かなかった、と続くのが諸行無常
東方神起分裂後は両グループを見る度に辛くて追うことを止めてしまった。
パッタリと言ってもいい、受けた傷はとんでもなく深く、なるべくどちらも見ないように目を伏せ続けた。
ちなみにこんなにも長い間追っていなかったのにジェジュン入隊の際には死んだように泣いた。
Summer DreamのMVなどを見ながら声を上げておいおい泣いた。
 

今は、あの子が帰ってきたら会いに行こうと強く思う。
 
 

【抜群に可愛かったドンヘという名の犬】

東方神起と時を同じくして、わたしはSuperjuniorという沼にも浸かった。
それも『All about 東方神起』に入っていた2グループのコラボ楽曲『Show me your love』のMVのみを足がかりにして。
 

わたしは第一印象から決めてました的な感じですぐにドンヘというカードを手に取った。
なぜなら抜群に可愛かったからである。そう、抜群に可愛かったからだ。
大事なことなので二度言った。
正直なところ、わたしはドンヘを『顔が可愛い』という理由だけで9年間推している。
それ以上でもそれ以下でもない、可愛いは正義である。他に何が必要だと言うのだろう。
わたしはドンヘペンでありながらあの子のダンスが余り好きではないし、踊りながら歌うのも抜群に下手くそである。空港でペンに向かって暴言を吐こうが、音楽祭の生歌がボロボロだろうが、そんなことはどうでもいい。
ドンヘはわたしが推している9年間常に可愛かった。何をしてようと可愛い。1度もわたしを裏切った事はない。
初めてSuperjuniorを見に行った時も、震えながらハイタッチした時も、SJ-Mの時も、ウネの時も、フルメンバーの時も、ひとりでいる時も、常に可愛い。
そしてバカなので基本的に大体元気である。あまり心配もいらないのがイ・ドンヘという犬だ。これから30年先も多分可愛いので推せる。
ドンヘの話はいつまで書いても同じことの繰り返しになるのでこのあたりで切る。
 
 

【わたしの世界の中心はG-DRAGONだった】

友人間ではそれぞれ購入担当がいた。
東方神起は〇〇ちゃん、SS501は△△ちゃん、と言った具合に。
そして見事にその恩恵をまんまと全て受けていたのがわたしである。つまり何も購入せずに人が買ったものをポテチなど食べながらゴロゴロ人の家で見ていただけである。
そして時は訪れた。
友人が録画していたBigBangのアイドルワールドを見ていた時だ。
 
「お前、BigBang買ったら?」
 
わたしは渋った。なにしろあの一斉を風靡したコジンマルくらいしか知らない。
しかしアイドルワールドがあまりにも面白かった為、わたしは翌日にタワーレコードへ走りライブDVDを買ってひとりで見た。
楽しかった。
あの一斉を風靡したコジンマルくらいしか知らないわたしが今まで触れる事がなかったゴリゴリのHiphopというものに夢中だった。
ライブDVDなのにライブが終わって欲しくなくて泣いた。
昨日の今日メンバーの名前を覚えたばかりだと言うのに、だ。
そしてG-dragonという男の妙なS感の前にわたしは1人の女になった。
2008年、日本ライセンス版アルバム『Number1』が発売決定した秋のことである。
 
その後東方神起の分裂があり、わたしはBigBangというグループに全身全霊をかける事を誓った。
二度と後悔したくなかった、どんな事が起きるかわからない。現にわたしがVIPになってからも幾度となく活動休止の危機が訪れている。
7年近く口を開けば「じよんさん!じよんさん!」しか言えないケダモノとして生きた。
元々モサモサのオタクだったわたしは髪を金髪にし、原色の衣服に身を包み、王冠のペンライトを振り回した。
 
クォン・ジヨンという人間はどんなに近くで見ても天上人だった。
身長こそ無いがすらっとした手足、小さい顔、男を感じさせる肩幅、長い指先。
雰囲気イケメンの頂点を極める立ち姿。
そして彼はいつもわたしの見たい彼の姿を見せてくれた。多分これから先も彼以上に「自分の魅せ方」を知っている人には出会えないかもしれない。
 

時に女々しい韓国の男らしい歌詞、圧倒的な存在感、等身大の年相応の男の姿、トップシーンを駆け抜けるスターの貫禄。
とにかくかっこよかった。1週間に1回は『G-DRAGONがかっこよすぎて泣く』というライフスタイルだった。
わたしの世界は彼によって変わった。
 
けれどわたしが描いた理想は大きすぎたのだと思う。その差異が広がる程に、作品に、ライブに支払う対価がどうしても見合っていないように思い始めた。昨年のことである。
わたしは髪を暗く染め、どんどん薄くなっていく彼の頭を眺めた。
2014年12月25日、クリスマス、東京ドーム。センター花道ド真ん中最前の奇跡を終え、わたしは『後悔しないように追う』という7年間の想いをここで終えた。
降りた話をするのは非常に胸に来るものがある。
 

【人生史上最高のイケメン、キム・ジョンヒョン】

VIPで擦れきったわたしはSHINeeの常に全力のパフォーマンスと半端じゃない輝きの前にひれ伏せ、わたしは以前の記事でも書いた通りジョンヒョン専用ATMと化した。
『ジヨンさんからジョンヒョン』では全く違うものを渡り歩いた感じである。どれくらい違うかと言うと『パナマ運河と肉じゃが』くらい違う。
ジヨンさんが学校で成績優秀なイケメン生徒会長で憧れの人だとしたら、ジョンヒョンは通学路にいつもいるめっちゃくちゃ可愛い犬みたいな感じだ。
 
そしてずっと「一番可愛いのはジョンヒョン」と言っていたわたしであるからして、ハッキリ言ってチビである事もゴリラである事にも気づいていなかった程である。
上記で言った「ドンヘは可愛い」と「ジョンヒョンは可愛い」は自分の中でも種類が違うと気づいてはいる。
ドンヘに関しては「見て!ドンヘ可愛いでしょ!?ほら!!」と言えるがジョンヒョンに関しては「別に同意してくれなくていい、ただじょんはわたしの好みなだけだから」と引きの姿勢で居られる。
ジョンヒョンは単純に好みである。
勿論抜群の歌唱力であったり、人懐っこい笑顔であったり、しっかりしてそうでしっかりしていない所だったり、何かにつけて優しい言葉のチョイスだったり、時々見せるオスの眼差しであったり、感受性が強くて涙脆いところであったり、体力面メンタル面が強くなくて母性本能をくすぐるところであったり、カラコン入れてない時に黒目がちっちゃくてきょろんとしてるところだったり、ふかふかのパンみたいな後頭部だったり、ノースリーブの脇から見える肌色だったり、柔らかく煮込んで食べてしまいたい上腕だったり、そういうものも大好きだ。
 
そして「じょんぴょんちゃんはかわいこちゃん☆」と思っていたわたしは、あの地獄のYour Numberスクラッチ会…もとい握手会で腰を抜かした。
 

ブースに続くカーテンを開いた瞬間の衝撃は今でも呼吸が止まるほどだ。
少なくともわたしの生きてきた33年間の間に触れ合ったことのある男で一番男前だったと言える。
ガッシリした肩幅と太い指の節、サイズ感の雄っぷり、誰だ!じょんの事チビっつったやつ!たしかに小さめだけど!全然、なに!?なにこれ!男じゃん!!(※男なんだから当たり前である)あとすげぇいい匂いするんだけど!!!ほんで手フッカフカ!!!!
わたしは5度ほど握手を繰り返したが何度見てもキム・ジョンヒョンはただのクソイケメンであった。後半の塩対応もむしろドMのわたしは若干ゾクゾクしていたように思う。
その後、東京ドーム公演で相変わらずの号泣っぷりを見るまで、じょんの顔がまともに見れなかった程である。
そう、これは恋ではなかった。
しかしこれから控えしソロコンに行った後のわたしはどうなっているかわからない、いや…また2、3日じょんの顔がまともに見れなくなっても確信がある、それは恋ではない。
 

【箱推しという名のロマンティック・ユニバース】 

EXOに関しては箱推しの様相を見せている昨今、わたしはレイペンでありながら見ているところは大体シウちゃんかベク且つジョンデ結婚してくれ勢でセフンとニョルちゃんのモンペである。もちろんスホさんもカイちゃんもギョンスも好きだ。
EXODUSもレイさんverだし日本シングルLove me rightも迷わずレイさんverを予約しているのでわたしはレイペンのはずだ。大丈夫。
しかし見てしまうのがシウちゃんかベクなのは、わたしが低身長厨な事と2人のダンスが大ぶりで可愛いからである。
ベクが好みのスタイリングだと怒りすら覚えながら見てしまう。あぁっ!?ざけんな!ベクのくせに!ベクのくせに!シウちゃんはどんなスタイリングでも可愛いからイインダヨー。
ジョンデは文句ナシのいい男である。なにしろ歌声がとにかく好きなので、彼にはボーカルとしてどんどん成長して欲しく思う。ちなみにジョンヒョンと音域がピッタンコなのでSMバラッドの時のようなデュエットをまた是非!是非に!と思っている。
あと、セフンとか言う可愛い生き物も愛でたい。ドンヘとまとめてたらふく美味しいものを食わせたい。
カイちゃんはパフォーマンス時の狂気と普段のギャップが良い、年相応の(か5歳児くらいまで年齢が落ちる)ににたんが出てくるとわたしは毎回発狂する。
ニョルちゃんの身の丈を余したバタバタしたダンスも良い。大きなお口で笑ってるところにマシュマロを詰め込みたい。
ギョンスとスホさんへはやや冷たい扱いをするが、それもネタであり本当は大切に思っている。
薄々自分で気付き始めたが、わたしはEXOの話をしているとだいぶ気持ち悪いので今後はなるべく控えていきたい(我慢出来ない時はぶちまけるが)
 
 
 
その他グループの推しについては箇条書きになってしまうが、またこれも機会があったらぜひ語りたいところである。
 
SS501→ジョンミンさん(オネエ属性)
SHINHWA→チョンジン(青ヒゲ属性)
・2PM→チャンソン(大型犬属性)
・Winner→スンユン(面白属性)
・iKON→ジナン(ちっちゃ可愛い属性)
 
こうしてほろよいを飲みながら2時間にも渡って携帯を握り続けるくらいならPCを立ち上げて打ち込んだ方が早かった気がする。
 
余談だが正直ブログは三日坊主になるだろうなぁと思っていたが、思いのほか続いていて自分で嬉しく思う(ペースは遅いが)
わたしのようなタイプの根っからのオタクは本来文字を書くのが好きな人種であり、はてなのように『別に画像を貼るでもなく好き勝手に自分語りが出来る場』は非常に相性がいい。
そして他の沼の様子などを覗きに行ったり、同じ推しの方の深い愛に頷いたり。何故か落ち着く。
もしかしたらはてなはわたしにとってのワンダーランドなのかもしれない。